MEMBER 03

「人生が変わった。そう言われることが、いちばんの褒め言葉。」

不動産に関わることは、
クライアントの人生に深く関わること。
その重さの中にこそ、
リオだけの意義と価値があります。

塩谷 健太郎/入社5年目(2012年入社)

株式会社リオ・コンサルティング 第2資産戦略事業部 主任
東京大学 工学部 都市工学科 卒

ひとつ変えれば、すべて変わる。イメージのコアを探り当てよ。

売ることも難しかった持ちビル

売ることも難しかった持ちビル

そのクライアントとは、金融機関からの紹介で出会いました。
都内の持ちビルで、130年以上も続く家業を営むご婦人。
しかし、時代の流れから資金繰りが悪化。
事業をたたんでビルをできるだけ高く売却しなければ、
所有するすべての不動産まで差し押さえられてしまう。
しかもそのビルには、買い手がつきにくい事情がありました。
築60年という古さ。加えて、隣のビルと一部が連結されている
特殊なつくり。高値どころか、売ることさえも難しい状況です。

隣のビルの持ち主に買い取ってもらえないだろうか。
そんな手も考えたものの、先方の資金不足でそれもままならない。
ほとんど八方ふさがりの中、とある情報を耳にしました。
その一帯で再開発の計画がある、と。具体的な着手は
数十年後かもしれないという話でしたが、
僕は計画主であるデベロッパーに連絡しました。
再開発の種地として、紹介したい土地がある。
その持ちかけに、デベロッパーは強く興味を示しました。

土地の売却は入札形式を取ることになりました。
それがもっとも額を引き上げることができる、という
債権者の意向です。社内の弁護士や仲介部門とともに
準備を進める一方、入札を防いで安く買おうと
クライアントのところに直談判に乗り込んだ購入希望者への対応など、
トラブルもひとつひとつ解決していきました。
どうにか無事に迎えた入札の結果。ずば抜けて高値をつけたのは、
僕が連絡を取ったあのデベロッパーでした。

クライアントからは、こちらが恐縮するほどの
感謝の言葉をいただきました。経済面の不安は時に、
夜も眠れなくなるほど人を動揺させるもの。
それを取り除く。または、できるだけ軽くする。
リオの仕事が、どれだけクライアントの顔を明るくするか。
それを痛いほど知った瞬間でした。不動産は、
人生に深くつながっている財産。だからこそ、
クライアント以上にクライアントの人生を考えなければ、
提案などできない。僕のその姿勢は、
あの時に形作られたのだと思います。

守ることのできた物件

守ることのできた物件

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