東北・MIYAGI
二日町ゲートビル
本物件が立地する仙台市は、江戸時代に植樹が盛んに行われ、古くから「杜の都」と呼ばれてきた。
かつて多くが空襲で焼き尽くされたものの、その後の復興の中で定禅寺通り等が整備され、今は頭上を枝葉が覆う緑豊かな光景を見ることができる。
一方、本物件は1階共用部が異様に細長く、エントランスというより廊下という印象が非常に強い空間であった。
そこで物件の持つ特徴を長所に昇華すべく「木立の中の散歩道」をテーマとし、歩いていて楽しくなる空間をデザインした。
エントランスホールは、曲がりくねった道を床と天井の蛇行したデザインで表現した。
また頭上にフェイクグリーンを取り入れ、定禅寺通りの様な、見上げた先に緑がある光景を演出した。
外観や各階 EV ホールの壁には林立する樹木のシルエットを表現し、全体的にアースカラーでコーディネートしたことで、自然の爽やかさ・明るさを感じられる空間を実現した。
外観
エントランスホール
エレベーターホール
喫煙室