MIE・東海
プライム津大門
本物件の前面道路はフェニックス通りと名付けられ、椰子の並木が南国情緒の風景をつくり出している。
ここから着想した緑、砂、そして伝統産業によるアートで土地の空気感を再構築するデザインとした。
外観は既存のタイルと調和した砂のような仕上げと、内部へ連続する緑によってコントラストを描き出す。
エントランス内部は1階専有部を一部解体し、ラウンジスペースと一体で計画。
広がったエントランスをフェニックスから着想した豊かな緑で満たし、
天井から吊り下げた鏡面の円盤で更なる奥行きを演出している。
物件内には伊賀組紐によるアート作品、金属製の「つ」の木などが多くのアイテムが配され、
日常的に地域に親しみ、また楽しめる仕掛けとなっている。
(設計:進和テック株式会社 撮影:鳥村鋼一)
外観
エントランス
各階廊下