
柳:
私は大学3年生の時に、交換留学で来日しました。1年間の留学だったんですが、それがとても短く感じたんですね。もう少し日本で暮らしてみたい、学んでみたいという想いがあった。そこで、大学院に進んでから再来日。自然な流れでそのまま就職しました。
林:
私の場合、一度ほかの会社に入りました。ただ、その会社は学ぶ環境が整っていなくて、すべて自分で調べて身につけなければなりませんでした。その分、成長スピードが遅くなってしまうのではないかと感じていました。リオなら内線電話1本で、いろんなジャンルの専門家と会話ができて、知識とスキルを高めることができる。そこがとても魅力的でした。また、日本の街並みが好きだというのはありましたね。
柳:
私も転職組です。前の会社はちょっと堅い雰囲気で、年功序列がはっきりしていました。年齢や社歴を重ねないと、なかなかやりたいことができない。リオはそこが大きく違います。やりがいのある仕事をどんどん任せてくれる。だからこそ、私もどんどん前に進もうという気持ちになります。自由だし、信用されているという感覚が強い。ずっと働きたいと思える社風ですね。
コイ:
協力関係がしっかりしている一方で、仕事の進め方は年次に関係なく個人に任されていますね。上司も、困ったことがあればもちろん助けてくれますが、基本的にはあまり口出しをしません。
張:
私は新卒でリオに入社したのでほかの会社と比較はできませんが、入社したばかりなのにここまで任されるのか?という感覚はありました。手がける範囲が広いだけに、やりがいも責任感も大きい。
林:
確かに、いろんなことができるのは面白いですね。不動産分野でいえば、たとえば仲介なら仲介しかできないという会社のほうが多いと思うんですが、リオは管理、建築や鑑定もやる。ホテル業も手がけている。それだけ成長や活躍のチャンスが多いんだと思います。
柳:
一方で、ただ自由だったり仲がよかったりするだけではなく、それぞれの能力に基づいて公平に競争することができる。そのあたりは、完全に実力社会である中国と似ているのかもしれません。
林:
リオにはきちんと育成するという風土がある。そこが中国の企業とは違います。リオで最大限に成長したら、それを踏み台にして次のステップに飛び立ってもかまわないという考え方。台湾でアルバイトをしたことがあるんですが、誰も何も教えてくれないんです。みんな自分のことだけに集中していて、教育なんてジャマだという雰囲気。それに比べると、リオの環境はとても恵まれていると思いますね。