




「ずっといるつもりはありません。リオは修行の場です」。
そう言い切った私の入社を、2年も待ってくれたリオ。
次は、他でも活躍できるほどまでに成長することが
恩返しです。
そう言い切った私の入社を、2年も待ってくれたリオ。
次は、他でも活躍できるほどまでに成長することが
恩返しです。
稲葉 滉星/2019年入社
株式会社リオ・ホールディングス
経営企画部事業支援課 兼 株式会社リオ&パコホテルズ札幌本社(当時)
神戸大学・神戸大学大学院工学研究科 卒
経営企画部事業支援課 兼 株式会社リオ&パコホテルズ札幌本社(当時)
神戸大学・神戸大学大学院工学研究科 卒





内定
リオに内定が決まっていた2016年の春。
熊本地震が発生しました。
大学院に進み、被災地支援のためのフィールドワークがしたい。
でも、そうするにはリオの内定を蹴らなければならない。
社長に打ち明けました。
「わかった。内定はそのままにしておくから、
大学院に行けばいい」。それが答え。
とはいえ、まさか本当に、
その約束が有効なままだとは思っていませんでした。
だからこそ、
2年後に連絡があった時にはどんなに驚いたか。
「そろそろ入社できそうか?」と。


視点
いま自分は、4棟のホテル運営を手がけています。
たとえば2019年3月にリニューアルオープンしたばかりの「フィオーレ志摩」。
どんなプランを設定するか。
どんな価格で、どう販売するか。
新しいからこそ未整備な部分を埋めるように、
知恵を絞っています。
また、改装を予定している
「ホテル ロイヤル 郡山」では、
社内の建築部門とともに設計を詰めているところ。
大学で建築を学んだ私ですが、
運営を経験したことで、
お客様の視点を強く意識するようになりました。
使う側の立場から図面を眺めた時、
初めて浮かぶ問題点がある。
それを見抜く目を持てたことがうれしい。


夢
学ぶことの多いホテル運営ですが、
早く卒業したいと思っています。
いや、リオそのものを、できれば数年のうちに。
私が将来やりたいのは「街づくり」。
リオはそのための修行の場だと、
社長にも伝えてあります。
たとえば、地元のニュータウン。
便利だけど個性はない。
人口が減少する50年後に、
わざわざその街を選んで住む人がいるだろうか。
はっきりと差別化された、
選ぶ理由がある街を
私はつくりたいと思います。

異動
次に異動するとしたら、
資産家に接する部署はどうだろう、と考えています。
資産家の方々と接することで
「どんな条件なら投資したくなるのか」をリアルに学べる。
そこにはきっと
「投資したくなる街づくり」のヒントがある。
海外にはBID制度という街づくりがあります。
不動産の所有者や事業者が資金を負担し、
公園などの公共空間や、
地方都市を活性化するもの。
もしかしたら、それに近しい街づくりを実現する
糸口が見つかるかもしれない。
リオの仕事には、
そんなイメージを膨らませてくれる力があります。
