そんな“不動産マスター”になるために、
リオで最大限の経験を積み、あらゆる知識を身につけるつもりです。
早稲田大学 政治経済学部 政治学科 卒
発見
入社して最初に配属されたのは不動産管理・運用を行うリオ・コンサルティング。
担当物件の管理業務に追われる毎日を過ごす中で、ひとつの転機がありました。
ある時、テナント退去後に急いで実施した原状回復工事の精度が低く、
上司やリーシング担当者に注意をされてしまいます。
「人が住めればいいや」。
そんな感覚で物件を扱っていた私は、注意されて初めて、
リーシング担当者がどうやって新しい入居者を見つけてくるのか。
次にこの部屋に住む人が、部屋を見てどう思うのか。
自分にその視点が欠けていることに気付きました。
自分でリーシングをしてみれば、その気持ちが分かるかもしれない。
それに、世の中にたくさんある不動産のうち
自分が管理を担当しているたった十数棟しか知らないのはもったいない。
そんな思いもあってリーシング業務を担う
リオ・ソリューションへの異動を希望し、
2年目の夏に晴れて異動が決まりました。
専心
そこからはずっとリーシング一筋。
リオが運営しているたくさんの物件の中で、
特に北陸や北関東などの地方都市の物件を担当してきました。
“よそ者”の自分が地元に入り込んでいくには
とにかく泥臭く、粘り強く、が肝心要。
学生時代に没頭した応援部で培ったそれらを武器に、
自分だからこそできることは何かと考え、
物件までの道のりを徒歩、自転車、車それぞれの手段で確かめたり、
街を知るために歩き回ったり、時には地元の居酒屋で飲んでみたりしました。
事務所物件は特に、入居してくれるのはほとんどが地元の方々だから、
彼らと感覚を共有できるまで、ひたすらに街と物件を身体で理解する。
そうして初めて、自らの実感をもって
胸を張って営業ができるようになっていきました。
苦戦しがちな地方都市の物件、その空室を自分の力ですべて埋めた時の、
達成感と喜びは何物にも代えがたいほどです。
邁進
今リオで扱っている物件はマンション、事務所、店舗が中心ですが、
ショッピングモール、シェアハウス、アパートなどなど
世の中にはもっと様々な不動産があります。
今後はこのような多種多様な物件に触れてリーシングの経験を積み、
不動産全般に関する知識をさらに深めていくつもりです。
いつか「八田に聞けば分からないことはない」、
そう言われるほどの存在になりたい。
そのためにも、リオ・ソリューションへの異動を希望した時のように
どんなことにも積極的に手を挙げて挑戦し、
泥臭く粘り強く全力でぶつかって、自分の糧にしていきたいと思っています。